Achievement 2013
投球のモーション・シンセサイザー 〜Evidence Based Coaching〜
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モーション・シンセサイザーでは、さまざまなニーズに対応して、さまざまな投球動作を作り出すことができますが、
ここでは、モーション・シンセサイザーで作り出した投球動作を2例ほど紹介します。

モーション・シンセサイザーのアウトラインを知りたいときは、下記の「詳細な説明」ボタンをクリックしてください。
詳細な説明へ

シミュレーション例1 (教科書的)




ここでは、大学生18名のデータをまるまる使って、教科書的な動作パターンを求めていきたいと思います。
大学野球選手においてパフォーマンスを下げないという条件下で、
肩関節に病変のできやすい投球動作パターンと
肩関節に病変のできにくい投球動作パターン
を求めていきます。
上図でいうと、
パフォーマンスのスライドバーを固定した状態で、
障害のスライドバーをMAXにしたり、MINにしたりしていきます。
ニーズ設定後、モーション・シンセサイザーで新しい動作を生成します。





左上は最も病変ができやすくなる動作パターン、
右上は最も病変ができにくくなる動作パターンです。
下記の動画ボタンをクリックして、動画を見てください。

横からの視点
動画 最良動画 最悪

上からの視点
動画 最良動画 最悪

後ろからの視点
動画 最良動画 最悪

シミュレーション例2 (オーダーメイド)




今度は、データベースの中から、ある社会人野球選手1名のデータを取り出し、
「この選手にとってよりよい動作」
というオーダーメイドなシミュレーションをしてみたいと思います。

ある社会人野球選手Aさんが、上図のような注文をたくさんしてきたとします。
「このとき、あなたはどのような投球動作を指導しますか?」
といわれたら、みなさんきっと困るでしょう。

このシステムでは、次のように応えていきます。



まずは、ニーズを設定していきます。
球速と球の伸びをMAXに近づけていきます。
コントロールや障害については、
「今より下がらないように」
という制約条件をつけていきます。
ニーズ設定後、モーション・シンセサイザーで新しい動作を生成します。

各フェーズの静止画を載せていきます。
軸足股関節-体幹の姿勢に着目してください。
(特にアーリーコッキングフェーズが重要です)

左はこの選手のオリジナルの投球動作です。コントロールと考えてください。
右はニーズを満たす動作で、コンピュータ上で作り出した投球動作です。








下記の動画ボタンをクリックして、動画を見てください。

後ろからの視点
動画 オリジナル動画 ニーズ最大

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