大学野球選手18名の投球動作中の肩関節の外転角速度の平均と標準偏差を示します。
これは体幹からみてどの程度外転しているかを示しています。(肩甲骨からみているわけではありません)
解析区間はfoot contactからball release(REL)まで。MERは最大外旋時を示します。
この解析区間を100%に正規化しています。
肩関節の外転角速度はfoot contactから一度内転方向に向かい、その後徐々に外転方向に向かいます。
その速度変化はあまりありません。
大学野球選手18名の投球動作中の肩関節の内旋角速度の平均と標準偏差を示します。
これは体幹からみてどの程度内旋しているかを示しています。(肩甲骨からみているわけではありません)
解析区間はfoot contactからball release(REL)まで。MERは最大外旋時を示します。
この解析区間を100%に正規化しています。
MER前までは徐々に外旋していきますが、MER付近から内旋角速度は急速に増大し、RELでピークに達します。
大学野球選手18名の投球動作中の肩関節の水平内転角速度の平均と標準偏差を示します。
これは体幹からみてどの程度水平内転しているかを示しています。(肩甲骨からみているわけではありません)
解析区間はfoot contactからball release(REL)まで。MERは最大外旋時を示します。
この解析区間を100%に正規化しています。
MERまでは水平内転していき、MER後わずかに水平外転していきます。
大学野球選手18名の投球動作中の肘関節の伸展角速度の平均と標準偏差を示します。
解析区間はfoot contactからball release(REL)まで。MERは最大外旋時を示します。
この解析区間を100%に正規化しています。
MER前から肘の伸展速度は増加していきます。ボールリリース前では伸展速度はやや低下します。
大学野球選手18名の投球動作中の前腕の回内角速度の平均と標準偏差を示します。
解析区間はfoot contactからball release(REL)まで。MERは最大外旋時を示します。
この解析区間を100%に正規化しています。
Foot contact時からMERにかけて前腕は回外し、その後MERから回内していきます。
大学野球選手18名の投球動作中の手関節の掌屈角速度の平均と標準偏差を示します。
解析区間はfoot contactからball release(REL)まで。MERは最大外旋時を示します。
この解析区間を100%に正規化しています。
MERまでは徐々に背屈し、その後加速期では掌屈していきます。
大学野球選手18名の投球動作中の手関節の撓屈角速度の平均と標準偏差を示します。
解析区間はfoot contactからball release(REL)まで。MERは最大外旋時を示します。
この解析区間を100%に正規化しています。
常に一定の撓屈角度です。しかしこのあたりの末梢のmotion captureの精度は低下しているはずなのであくまでも参考データです。
|